脇の下の治療について(剪除法)
においに気づいたのは小学生の頃
「汗をかくとなんとなく嫌なにおいがする」
このにおいに気が付いたのは小学生の頃で、当時は毎朝制汗剤スプレーを入念にしてから登校していたのを覚えています。下着として着ていた白いシャツや体操服の脇の下の部分が黄ばんでしまい、それがすごく嫌でした。
父親が軽度のわきがでしたので、おそらく遺伝したのではないかと思います。
毎日入念にスプレーをしても、汗拭きシートで汗を拭いても、お風呂でゴシゴシ洗っても、においがゼロになることはありません。汗をかくことで、どうしてもその嫌なにおいが出てしまうのです。
剪除法について
わきが治療について検索すると出てくる方法の一つとして、剪除法(せんじょほう)があります。
私は高校生の頃にこの方法で両脇の治療を行いました。成長期に手術するとまた新しく汗腺が作られたりして再発することがあるということも言われました。
剪除法は脇に切れ目を入れ、直接汗腺を切除していく手術であり、効果の期待は高いものとなります。施術は局部麻酔でしたので、ひたすらチョキチョキと汗腺が切られていくのを感じながら受けました。もちろん痛みはありません。施術時間も2時間かからないくらいだったと思います。術後は切除して取り出したアポクリン汗腺を見せてもらえました(笑)
また、術後にタイオーバー(圧迫して固定すること)で固定が必要であり、その後抜糸をしに再度来院が必要です。
今は保険適用されるようですが、当時は保険が適用されなかった為、約25万円の術費がかかりました。
皮膚を切るので、脇の下に若干の傷跡が残ります。と言っても脇の下はもともとシワのできるところなので気になるほど目立ちませんし、指摘されたこともありません。
私の場合、この施術をしてから脇毛があまり生えなくなりました。
やっぱり脇の下のにおいは自分でもすぐにわかる箇所なので、術後、初めて運動をして汗をかいたときは、嫌なにおいがしないだけでというだけなのに、とっても快適で感動したことを覚えています。それでもどんなにおいがするかわからないので、制汗剤はかかさず使用していました。
ほんと、この嫌なにおいが生まれつきない人って羨ましいとつくづく思いますよね(;´・ω・)
しろころ
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